腎臓病について 遊走腎
腎臓は、まわりに脂肪組織があり、それが腎臓を支えています。逆に言えば、脂肪組織が支えているだけで、特別な支えとなるものがないのです。そのために、腎臓の位置は少しなら動くようになっています。
ただ、腎臓が普通以上に立ち上がった状態で垂れ下がっている場合を、遊走腎という腎臓病の1つとして診断されます。またこの腎臓病を腎下垂とも呼びます。少し違和感がある方も多いのですが、胃下垂だけでなく、腎臓も下垂します。この腎臓病は、腹筋が弱くなると、内臓を支える力が弱くなり、生じるものだと考えられています。
そのため、出産直後の若くてやせている女性に多いといわれています。腎臓病といっても、無症状であり、ほとんどの人が普段の生活に全く支障が出ませんが、腎盂腎炎を起こしやすい傾向にあります。東洋医学的な考えでいえば、腎臓などの内臓の位置がきちんと収まっていなければ、腎臓のエネルギーがきちんと出ないといわれています。


